8月25日@内モンゴル

8月25日
バイクで植林地へ。
昨日の雨で道がぬかるんでいる。
ほとんど田んぼのようなところで見事にスリップ。泥だらけに。

結局、そこを通るのはあきらめて迂回することに。
植林地でバイオマスの状況調査をおこなう。
来年くらいにはメタンガスだけではなく植物バイオマスの利用にも取り組んでみたいと考えている。
今年の夏は、それに関して色々と見て回ったり考えたりするのがバイアールイエ滞在の主な目的だ。
バイオマスの利用対象として考えている沙柳、檸条、ポプラとも生育は順調。
沙柳と檸条は、何年に一度か上部を刈り取った方が生育が良くなる。
特に沙柳は更新しなければ十数年がで弱ってくる。
最初に植えたものはそろそろ寿命。
すでに数年前から少しずつ枯れ始めている木が出始めている。

地表部からは新しい枝が伸びているので完全に枯れている訳ではないのだが、一度、地表部を刈り取ることで一気に元気を取り戻す。
持続的にバイオマスを利用するにはうってつけの植物だ。
ここでバイオマス利用の試験ができるなら、こんなに面白いことはない。
ぜひとも実現させたい!

帰りに植林地に隣接する大理石採掘現場を視察。
数年前から福建省の企業が採掘に取り組んでいる。
ほんの小規模な事業だが、資源開発に関わる様々な問題が顕在化している。


夕方から雷雨&停電。
ポータブル太陽光発電キットが大活躍してくれる。


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