8月14日@内モンゴル

8月14日
朝8時ごろから雨が降り出した。
午前中は降ったりやんだりだったが、午後から大雨に。
これで旱魃にも一区切りなら有り難い。
ただ、すでに8月中旬。
地元の今年の農業には遅すぎる雨。
今年、沙漠に蒔いた種子にとっても、それは同様だ。
今から発芽しても、冬は越せないだろう。
それでも、樹木や昨年以前に蒔いた牧草には、やはり恵みの雨。

夕食後、スタッフの李さんから残念なお知らせ。
昨日から故障していた井戸のポンプの修理が、相当長引きそうとのこと。
最低でも1週間、長ければ十数日かかるらしい。
今、タンクにある水はせいぜい2日分。
私個人としては、ここに来たころを思い出して、毎日、天秤で水くみをするのも懐かしい。
新婚早々の嫁さんと一緒に、不慣れな水くみに苦戦したのも楽しい思い出だ。
ただ、学生二人には少し酷か。
30kg以上ある天秤を担いで、井戸まで往復1kmほど、一日に2〜3往復はしないといけない。
結局、学生たちと相談して、明後日から1週間ほど、フフホトへ疎開することに。
本当に、ここはいろいろと楽しませてくれる。
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